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システム開発をどこの会社に頼めば良いかわからない


システム開発をどこの会社に頼めば良いかわからない

ソフトウェアやシステム開発の発注に慣れていない場合によくお聞きする言葉があります。

「どこの会社に頼めば良いかわからない」

今までに何社か発注した経験があれば、ここは良さそうだとか合わなそうといったことが分かってきますが、システム開発で数十万~数百万も失敗に投資はしたくはないと思います。

実はシステム開発、ソフトウェア開発といっても各社で得意分野は大きく異なります。

システム会社によって異なる得意分野

実は、同じシステム会社といっても得意なものが違う場合、異常に価格が高くなったり、品質が悪かったり、思ったものと違うものができる可能性が高くなってしまいます。

例えば、
・ホームページでの集客や販売が得意な会社
・イベント用のスマホアプリ開発が得意な会社
・会社の事務的な業務用ソフト開発が得意な会社
・パッケージ品のカスタマイズが得意な会社(〇〇会計や〇〇給与など)

etc...

それぞれ全く異なる技術やノウハウが要求されます。
上記のほかにもロボットを制御するソフト、データをもとにAI(人工知能)で解析するソフトなどで大きく変わってきます。

ではどのようにシステム会社を選べばよいのか

得意分野だけでなく、近くの会社が良いのか首都圏や大都市の会社が良いのか、会社規模が大きい方がいいのか、いろいろと悩まれると思います。

そういった場合に見分けるポイントとしては、
「複数の会社に同じ内容で提案をお願いする」
というのが最も分かりやすいのではないでしょうか。

相見積もりをとる、といえば当たり前なのかもしれませんがその時に見分けるポイントがあります。

【見積もり時にシステム会社を見分けるポイント】
1.見積もりの金額だけを提示してくるのではなく、見積仕様書など根拠となる資料がついている

資料がついているということで、できあがってから違うということを防げます。

2.見積もりの内訳がしっかりとあり、「〇〇開発」だけでなくマニュアル作成やアフターサポートがついている

ソフトを作って終わり、ではなくしっかりと導入、運用まで考えている。

3.軽微な変更があった場合の対応について明確になっている(都度見積もりなのか保守範囲なのか)

ボタンの位置を変えたい、表示内容をこうしてほしい、といった軽微な変更でも都度見積もりの場合はその会社ではなく、外注している可能性が高いです。
外注が悪いのではなく、丸投げしている場合に対応が遅くなったり、また聞きになって伝わらなかったりするので担当者がしっかり理解していることが重要です。

4.内容について確認したときに担当者が答えられる

こちらも自社に技術者がいるのか、外注しているのかを見分けるポイントです。

システム会社選びで失敗しないために

以上のようにいろいろと見分けるポイントを上げましたが、一番大事なことは
「担当者と話が通じる」
ことです。

当たり前なようで重要で、専門用語が多くて分かりにくかったり、自社の業務を理解しようとせずにシステムを入れようとする場合は注意です。

こちらが実現したいことを聴いてくれて、さらにそれをプロとして最適な提案をしてくれるようなシステム会社にお願いするのが良いのではないでしょうか。

システム開発は簡単ではありませんし、長い付き合いとなります。

話していてよく分からない人や合わない人とは長い付き合いができませんので、しっかりとコミュニケーションをとって選んでいきましょう。


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